Party Stream for Japan に参加してきました。
おもしろかったです!!!
NPO法人カタリバ 今村久美氏
・ハタチ基金の設立は、ナナメの関係で支える「学びと自立」を目指したもの。
・現地の自立を支援するモデルとして、女川で立ち上げる。
・支援には、支援にならない支援がある。
・他律、自立、支援をどう考えるか?ということを考えさせられる。
Tokyo Art Beat(NPO) 田原新司郎氏 佐々木朋美氏
・東京近郊にアートスペースが800か所ある
・今震災に対して一生懸命活動しているアーティストとして以下の3名を紹介。
1.渋谷駅の岡本太郎の壁画に、原発の絵が追加⇒Chim↑Pomというチームが行った
2.Share FUKUSHIMAというイベント
3.未来美術家・遠藤一郎(車で生活しているらしい)
・注目のトレンドとして、商取引の多様化(クラウドファンディング、電子ポイント)と個人活動の多様化があり、これは、個人とアートの関わりと、街とアートの関わりに変化をもたらす。
☆Artと人間の心の関係を再考する時期であると感じた。
日本科学未来館 池辺靖氏
・SPEEDI:放射能の測定機能(原子力安全技術センター)の問題点は、情報を持っているヒトは使い方を知らないことで、情報を受け取る側は、その解釈の仕方をしらないことである。
・福島第1原発事故の時系列
3/15読売新聞が機能不全を指摘⇒センターはやっている⇒文科省に提出している
3/22USA空軍の測定結果が発表
3/23SPEEDIの結果が公開される=USA空軍と結果と一致
5/2細野さんがSPEEDIは欠陥ソフト
5/3SPEEDI結果が毎日発表される
・情報は誰のものか?という問いに対し、情報は市民のものであり、正しい情報を明らかにすべきである。
・情報源として、中央信頼モデルと市民信頼モデルがある。どちらを重視すべきであるのかという問題提起。
☆中央信頼モデルと市民信頼モデルのPros&Consを十分検討する必要がりそうと感じた。
慶應義塾大学 高橋俊介氏 緊急事態における組織の意思決定
・意思決定の大原則は、情報、判断基準、権限であり、これらを重なるようにしなければならない。
・福島第1原発での意思決定
東電吉田所長は情報と技術を持っていたが、権限はなかった
本店は、技術的判断基準は持っていなかったが、情報が限られていた
本店での意思決定システムが不明確であった
・大阪地検の村木元局長事件
立て序列主義の決済制度のなかで、高検検事長の「係長の単独犯のわけがない」の一言で、現場にプレッシャーがかかると、損害回避志向(現状維持)が生じる。これが、改竄の原因である。
・Global石油メジャーは、石油プラントの廃棄判断は現場の主任技術師がもつ。
・意思決定プロセスの日本と欧米の違いを生む根本的な思想の違いは、欧米では事故発生が前提でリスクを思考するが、日本では、事故は起こることがないとうのが前提であることである。
☆意思決定に問題があることは、IMFも指摘した。日本企業の意思は、責任の所在を明らかにしないところが悪いところであり、これまでの企業を支えてきた良い仕組みでもあったよなと思うが、問題発生時には確かに弱い。
☆これからの企業の意思決定は、どうすべきかを再検討する時であるかも。
同志社女子大学 上田信行氏 可能性の教育学
・可能性を引き出すヒントは、身体にありそうだ。
・ReflectionからPerceptionへの変換が必要になるぞ・・・。
・みんなで、身体を動かして、歌を歌って、・・・。